真夜中と不安

心理

 眠れないので心療内科の先生から借りた本を読んでいる。

「精神療法の基本とは何だろうか」から始まるその本の冒頭では、虚心とか傾聴といった自分でも耳にしたことのある用語でもって「精神療法の基本」について説明されている。けれど、著者自身述べている通り、私はこの先達から受けた影響により精神療法観が形成されているとか、現代ではこの学者の考察を常に言及しているとか、要はその人の歩んできた人生経験に左右されるところが多少なりともあるように思えてしまう。

そう考えると、権威ある専門医が何十年何百年と研究してきた精神科領域においても万人に共通する答えが出ない・治療法が確立されない精神疾患というものは結局何物なんだという思いに辿り着いてしまう。

社会不安障害(Social Anxiety Disorder)、略してSADという。sad(悲しい)だなんて因果な略語だと思う。明日は受診日。診察室で喋ることがいつもまとまらないから、こうやって文章にしたためておくのもいいのかも。

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