一般名詞の「LINE」「Apple」「note」が固有名詞になる凄さ

デジタル

スマートフォンの隆盛と共に発展し、もはや日本人の主要な連絡手段と化したLINE。

当初はSkypeなどと並び、音声通話が無料というだけで極めて画期的でした。今では「LINEで繋がってるけど電話番号やメアドを知らない」なんてこともザラにあります。

 

そんな日常に溶け込むアプリ、LINE。よくよく考えれば、lineって「線」という一般名詞です。それが一企業の命名によって固有のアイデンティティを持ち、力を着けていき、今では固有名詞としての存在感が一般名詞のそれを上回った感すらあります。これはすごいことです。

現に、Googleで「line」を検索すると最上位に出るのはコミュニケーションアプリのLINE。日本人は「ライン」の発音の使い分けで両者を区別している現状です。

 

世界的な企業、Appleも同じです。直訳では「りんご」。検索して出てくるのはApple社。おそらく米国でも一緒でしょう。

英語圏の国でりんごについて調べたい時って、どうやって検索してるんでしょうか。

 

文章を発信できるサービス「note」や画像加工アプリ「SNOW」も(日本に限った話になりますが)すっかり市民権を得たサービス。noteに至っては話し言葉で「ノートに書いといたよ」なんて言われてもどっちのことか分かりません。

 

僕の思う凄さというのは、これらはいずれも立ち上げ時には当然ブランド力もなく、本来なら一風変わった商標で名前を覚えてもらう・検索で引っかかりやすくするということに重きを置かないといけないはずなのに、敢えて一般名詞で勝負している点。

通常なら一般名詞に埋もれてしまいます。企業努力と度量、一般名詞で覇権をとってやるという度胸の賜物なのではないでしょうか。

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