『不死身のビーナス』は埼玉ご当地ソングかもよ(スピッツ『空の飛び方』)

音楽

『ロビンソン』の大ロングヒットによりブレイクを果たしたスピッツ(当時は「ロビンソン(歌手名)のスピッツ(曲名)」と混同する人が大勢いましたが)。

芋づる式に過去の曲が日の目を見ることとなり、『空も飛べるはず』がテレビドラマ『白線流し』で起用されこちらも大ヒット。同曲が収録されたナイスなタイトルの本作品もチャートを急上昇しました。

 

(ドラム)デンデデンツクデデデンデーン(ベース)ボーボボボーーー、のイントロから素晴らしい1曲目の『たまご』。『スパイダー』『空も飛べるはず』のシングル曲が続く布陣は、「初回で点を取ってやろう」と2番に強打者を置くプロ野球の攻撃的打線のようです。

ギラギラした『迷子の兵隊』に、“耳で見る”夕暮れの情景『恋は夕暮れ』。『不死身のビーナス』は歌詞の<ネズミの街>を<東京の街>なんて風に歌ってライブで盛り上がっていますが、<富士見のビーナス><ふじみ野ビーナス>なんて変換もできるので埼玉県のご当地ソングとしても秀逸だと思います。

エッチな『ラズベリー』、デュエットの『ヘチマの花』、ブルース歌謡のように全員でコーラスする『ベビーフェイス』。シングル『青い車』で終盤をキリッと固めラストは『サンシャイン』。ラブライブやマリオや池崎の明るくポジティブな「サンシャイン」とは異なる、鈍色だかセピア色のくすんだ世界が思い起こされる名曲です。

 

1996年リリース時点のアルバムを聴いて育った人が大半と思いますが、2002年にリマスター盤、2008年にそのSHM-CD盤が再発されてるので、それらの音質が尚良いので是非そっちで聴き直してみてください。

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