FANATIC♢CRISISと進研ゼミと田舎の少年

音楽

クラスの男子たちはラルクとGLAYに熱狂したのち、さらに刺激を求めて深みに入っていきました。

小遣いを捻出して「ゆらめき」「アクロの丘」「残-ZAN-」を一気買いする者。

La’cryma Christiのそよぐ風にもたれる者。

やりきれない思いだけいつも噛みしめている者。

CDショップはおろか本屋すらない田舎町で、純朴な少年たち(自分含む)の心に響くものがあったのかもしれません。

自分はというととにかくCASCADEがかっこよくて仕方なかったんですが、そんな自分に仲の良かった友人Yが勧めてくれたのがFANATIC♢CRISISでした。一聴して、これまでの界隈に抱いていたイメージを痛快に壊してくれるようなボーカル石月努氏の低音ボイスに衝撃を受けることになります。無理に喉を潰すような高音を出さない、しかも珍しい黒髪。「多分FANATIC♢CRISISは品行方正なバンドだ」と睨みました。

その予感は見事に当たります。当時受講していた進研ゼミの付録雑誌、ある号の音楽ページでFANATIC♢CRISISが5人揃って登場したのです。別の号ではそのミュージシャンの新譜とか音楽関係にまつわることがインタビューされてた記憶があるんですが(少なくともFavorite Blueの回は普通に近況を話していた)、どういうわけかFANATIC♢CRISISに設けられたのが「進研ゼミでがんばるみんなの勉強方法の悩み」みたいなテーマ。子役上がりの俳優とか国民的歌手とかにそのテーマで話してもらうならまだ分かるんですがなんでよりによってFANATIC♢CRISISに・・・。

しかしそこが品行方正なFANATIC♢CRISISのこと。「ボクもみんなと同じ頃は勉強がうまくいかなくて悩んだと思う」「音楽も勉強も一緒。毎日の積み重ねが実を結ぶハズ」みたいなこと(要約)を自分を含む進研ゼミ生に語りかけてくれたんです。本当にいいバンドだと感動しました。誰かその時の付録雑誌持ってる人いませんか?

 

「心に花を 心に棘を」「Bihind」辺りから疎くなってしまい、その後は氷川きよしらと日本赤十字社のイメージソングを歌っていたことくらいしか追えてなかったんですが、そのFANATIC♢CRISISの名前を2022年新春にまた目にすることになるとは。しかもよく見るとFANATIC♢CRISISじゃなくてFANTASTIC♢CIRCUS!?

「火の鳥 2022」よかったです。昔を思い出しました。「beauties -beauty eyes-」とか好きだったな〜。パソコンRPGの洞窟で宝石を採掘してるみたいなイントロ。

 

 

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